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現実にいい効果を与える「ゲームフルに生きる」ためには、まず正しい目的を持ってゲームをプレイしなければなりません。今日はその事について解説しましょう。

 

ゲームをやる事で現実へ恩恵を受ける

 
みなさんはどのような目的でゲームをプレイしてますか?恐らく、気晴らしとか息抜きのためとかで、恩恵を受けるといった事は意識してない人が多いと思います。

しかし、ネットゲームを通じて見知らぬ誰かと繋がったり、友達や家族とパーティゲームを遊んで絆を深めたり、体を動かすゲームで知らぬ間に体力が向上したり、パズルゲームで思考力が上がったりといった恩恵を受けた事があると思います。これらを仮に「いいゲームの遊び方」と仮定します。

では、悪い遊び方とはどういったものでしょうか?自分より弱いモンスターを狩り続けたり、対人要素のあるゲームで弱い相手をボコったり、特に目的もなく長時間プレイしてたりする状態です。

これらの遊び方の違いとはなんでしょうか?私はこれを「挑戦するかしないか」の違いだと考えます。

ゲームでの行動は現実とリンクする

 
例えば友達や家族とパーティゲームをする時はその場にいる全員が初めてそのゲームに挑戦するものだと思います。こうする事で、困難に立ち向かうときの感情を共有する事ができ、困難に打ち勝った時の喜びも分かち合う事ができます。

この様な体験をすれば、現実で何かしらの問題があった時でも周りの助けがあればなんとかなる、と思うようになり、困難に挑戦する意欲が沸いてきます。

しかし、手ごたえの無いゲームを慣性だけでプレイした場合、困難から逃げ続けるという事を学習していまいます。

これにより現実の問題を解決できなくなり、そのストレスから更にゲームをやり続けてしまう・・・という悪循環が起きてしまいます。この現象のもっともたる例が「ネットゲーム廃人」と呼ばれる人達だと思います。 

現実から逃げるという事

 
ネットゲーム、とりわけMMORPGと呼ばれるものはレベルを上げるだけで膨大な時間がかかったり、一つの装備を獲得するのに一ヶ月、最強装備となると年単位となる途方もない時間がかかってしまったものです。

そうなると、プレイ時間の大半が「自分を鍛える事」に集中してしまい、「強敵に挑戦する事」の時間が相対的に減ってしまいます。

そうなると現実の困難にも「自分には無理じゃないだろうか・・・」と逃げ続ける事になってしまい、結果的に更にゲームをプレイし続ける状態・・・いわゆる「廃人」と呼ばれる状態になってしまいます。

ゲームをやり過ぎ無いようにする


しかし、息抜きのためにやってるゲームをいきなり止める事はできないでしょう。そこで重要なのがプレイ時間を制限する事です。

本書では5年間の研究によって「ゲームを一週間で21時間以上遊ぶ」と何らかの悪影響を及ぼすと結論付けています。一日平均3時間以上です。

もしみなさんがゲームによって少しでも悪影響を受けてると感じているなら、まずはプレイ時間を少し減らして一週間21時間以内で抑えてみるのはどうでしょうか。

まとめ


ゲームは素晴らしいものだと私は思っています。しかし、正しく無い遊び方をすると現実から逃げ続けてしまう事になってしまい、何もできなくなるという事もこの身をもって実感しています。

ゲームによる恩恵を上手く活用し、できれば現実の生活もより良いものにしていければいいなと私は思っています。それではまた。

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